プログが遅れています。
今までのライブやイベントの後記をほとんど全部書いているので、せっかくなので書いてみます。
中旬はイベント続きでした。長いです..
10/12(土)
飯能・店蔵絹甚
風土記アートサミット=香本博個展&ミニライブ。
中村香奈子(竹笛)の宇佐見仁(神詞,舞)/小島のり子(fl)関根彰良(g)。
飯能の丸屋酒店企画、一苗倶楽部というグループがあります。100人程のメンバーが参加し、田を耕し、田植えをし、稲を刈り取りそして、それを酒蔵に依頼してお酒を造っています。造ったお酒は「飯能風土季」というプライベートブランドの日本酒になります。今年はこのお酒が造られて10年になります。
10/10(木)〜13(日)の期間、アニバーサリーのイベントを画家の香本さんが企画されました。
絵画展示、生け花、お酒「飯能風土季」の試飲が、古民家(古い商店明治37年建築)を改築した「絹甚」で開催されました。
香本さんの絵は、実りや空、自然と心象風景を描いたものが多いです。水彩で色を重ねながらも鮮やかに、稲や花、雲、人物が描かれています。
そしてこの日だけの午後コンサート。お酒や飲み物を楽しみながらの、お座敷ジャズです。通路にも補助椅子を置いての、満席となりました。
まずわたしとギター関根彰良のDUO。お馴染みの曲と、オリジナル曲「風土季-Have A Good Hervest」をやりました。10月というのに30度を超える暑い日。表のよしずから明るい光がもれて来ます。気持ちがぱーっと遠くまで行くようでした。
竹笛の中村香奈子と神詞&舞の宇佐見仁の、和のパフォーマンス。心に染入る素晴らしい笛(竜笛)と神詞。香奈子さんの笛を聴くのは2度目です。ゆったりとして、ゆっくりポルタメントしていく、味わいのある美しい笛。敬虔な気持ちになります。宇佐見さんはとても気さくな方ですが、舞っているときは神々しいようです。色っぽさもある、といったら喜んでくれました。
コンサートの最後は、わたしと香奈子さんのインプロ。「飯能風土季」の美味しさを讃えつつ、ゆっくりと、それから次第に飛翔して行きます。香奈子さんのお父様がいらしていて、「二匹の龍が天で舞っているようだった」と仰ってくださいました。汗だくでしたがw とても嬉しいひとときでした。
風土季、年々美味しくなっていますね。この秋のひやおろし、限定も、素晴らしかった。味わいがしっかりしていて、そして綺麗なお酒です。
特急に乗って、池袋へ、池袋から渋谷へ。
夜は福田さんのお誘いで、レザールにて日本酒ライブでした。何と日本酒関連が1日に2つ。
福田重男(p)マミコ・バード(vo)小島のり子(fl)。
お酒は、福島の花泉の新しいブランド ロ万(ロマン)シリーズ。花泉の持つ、すっきりした中に嬉しくなるような甘さがちょっと隠れている感じ、は同じです。お水の特徴でしょう。そこに、ぐっと美味しい味わいを乗せて来た感じです。やはりこの季節、ひやおろしが美味しかったです。
演奏も、福田さんとがっつりやりました。StorenMomentsをリクエストいただいて、それも吹きましたよ。日本酒&オリバーネルソン、不思議なマッチング。マミコは英語がうまい、唄もスムースでかっこいいですね。
このシリーズ、また12月に場所を目白に移してやるとのことです。次はどこの蔵でしょうか。
10/13(日)
午後=品川イーストワンタワー・2Fコーンコース
品川港南口からすぐの、高層ビルの通路(というより広場ですね)での定期コンサート。この日は3組。わたしたちは最初の組でした。
小島のり子(fl)関根彰良(g)DUO。
見知った顔がたくさん。いいお天気で、入り口の大きなガラスの向こうに青空がくっきり。
前日はギブソン、この日はアコースティック・ギター(エレガット)です。選曲はあまり変えず、ファンク系や8ビート系がかっこいい関根くんとのコラボを楽しみました。ロードソング、ニューヨークの秋、ダニーボーイ、阿櫻(オリジナル)、All The Things。彼のギターはフレキシブルで品がありますね。新鮮です。フラメンコ的なアルペジオが入ったりして、楽しい。それからOver The Rainbowの16ビート。自分はにこにこになっちゃいました。
リハーサルもやったため、数回の共演で気心が知れて来てのインタープレイ、バンドやユニットの感じがもう出て来て嬉しかった。
顔見知りがたくさんいらしてくださって、無料のミニコンサートを楽しんでいかれました。誰も写真くれなかったなー。みなさんゆったり聴いてくださったんですね、きっと。
夜=渋谷・ココ、参加自由のジャムセッション。宮前幸弘(p)蛯子健太郎(b)。
週末がずっと昼夜昼夜昼夜で仕事、ありがたいことです。
賑わいました。後から1人ふたり…と増えてくる。その方を入れつつ、最初からの人にもやってもらう。考えどころです。
若い頃はセッションに参加するの苦手だったのですが(オーディションみたいに感じて)、このセッションはみなさんに楽しんでもらえているかな、と思っています。
毎月やっていますので是非。
10/14(月祝)
草加・シュガーヒル
岸淑香(p)DUO。
祝日なので6時半という早いスタート。
午後にレッスンをしてから草加へ。山手線の信号確認だかのトラブルで、電車がなかなか動かない。リハーサルに遅刻してしまいました。さやかちゃんごめん。
初DUO、ということで、曲をいろいろ持って来てくれました。彼女のオリジナルも、知らない人の曲も、いろいろやりました。こういう機会があると、また新しいサウンドが自分の中に入って好いです。
く〜こが来てくれて、アフターアワーズも話が弾みました。さやかちゃんの似顔絵大会になったり。パワーあるなあ、凄いなあ。
10/15(火)
銀座・SWING
吉本ひとみ(vo)田口悌治(g)河原秀夫(b)滝幸一郎(d)小島のり子(fl)
ひとみちゃんのお誘いで、銀座の名店でライブ。台風が近づいていましたが、お客様大勢いらしてくださいました。
ギタートリオと唄とフルート。ていちゃんの暖かい音色とバッキング、河原さんの自在なベース、滝くんの達者なドラムが、ひとみちゃんの優しい綺麗な唄に良く合います。再会も嬉しく楽しいライブになりました。
10/17(木)用賀・キンのツボ 03-3707-0346
小島のり子(fl)4=関根彰良(g)鈴木克人(b)小泉高之(d)。
関根彰良ウイークの最終日(笑)。ついにカルテット!このメンバーはそれぞれに多彩に活躍しているメンバー。集まれて嬉しいです。小泉さんはカラフルに、いろいろなことに達者、で、シンプルなことも上手い。アルトフルートが好きなので、必ず持って行って数曲吹きます。
もっと、カルテットやりたいなあ。
セッションもやりました。楽しいライブでした。
続きまた書きます。